炊飯器選びで迷っている方に注目なのが、タイガー魔法瓶の人気モデル「JBS-A055」と「JBS-B055KL」。どちらも3合炊きのコンパクトサイズで、マイコン式のシンプル操作が魅力の炊飯器ですが、実は細かな機能や仕様に違いがあるのをご存じでしょうか?
この記事では、JBS-A055とJBS-B055KLの主な違いをわかりやすくまとめ、購入時の参考になるよう詳しく解説します。特に以下の5つのポイントが大きな違いです。
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本体カラーとデザイン
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搭載機能(レトルト温め対応の有無)
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内釜の素材と厚さ
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保温時間の仕様
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価格帯とコスパ
これらの違いについて、このあと具体的な比較表とともにわかりやすく解説していきます。
迷っている方は、この記事を読めば自分にピッタリのモデルがきっと見つかりますよ!
タイガー魔法瓶 マイコンジャー炊飯器3合と JBS-B055KL の違いを比較
タイガー魔法瓶の人気炊飯器「JBS-A055」と「JBS-B055KL」は、どちらも3合炊き・マイコン式のコンパクトモデル。しかし、細かく見ると仕様・機能・価格にいくつか違いがあります。
まずは違いをまとめた比較表をご覧ください。
比較項目 | JBS-A055 | JBS-B055KL |
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本体カラー | ホワイト | ブラック |
搭載機能 | パン発酵・パン焼き・低温調理 | パン発酵・パン焼き・低温調理+レトルト温め機能 |
内釜 | 遠赤黒特厚釜(厚さ約2.5mm) | 遠赤黒特厚釜(厚さ約3mm) |
保温機能 | 最大12時間まで | 最大24時間まで |
サイズ・重量 | 幅23.2×奥行27.6×高さ19.9cm/約2.7kg | 幅23.2×奥行27.6×高さ19.9cm/約2.9kg |
価格帯 | 約7,000〜9,000円 | 約9,000〜11,000円 |
特に違いが大きいポイントは以下の5つです。
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本体カラーとデザイン
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レトルト温め機能の有無
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内釜の厚さ
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保温時間の違い
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価格帯
これらの違いについて、ひとつずつ詳しく解説します。
本体カラーとデザインの違い
JBS-A055はシンプルなホワイトカラー、一方JBS-B055KLは高級感あるブラックカラー。
デザインはほぼ同じですが、カラーが違うだけでキッチンの雰囲気やインテリアとの相性が変わります。
「キッチン家電は明るくしたい」「ナチュラルなインテリアが好き」という方はホワイトのA055。
「スタイリッシュで落ち着いた印象が好み」「キッチン家電をブラックで揃えたい」という方にはB055KLがおすすめです。
性能には影響しないポイントですが、毎日目にする家電だからこそ色味の好みは意外と大切です。
レトルト温め機能の有無
JBS-B055KLには、レトルト食品の温め機能が搭載されています。
この機能を使えば、炊飯器にレトルトカレーやおでんのパウチを直接セットし、湯煎感覚で温めることができます。
JBS-A055にはこの機能はありません。
「普段からレトルト食品をよく食べる」「一人暮らしで電子レンジより手軽に温めたい」という方には、B055KLが断然便利です。
一方で、「レトルトはあまり食べない」「湯煎や電子レンジで十分」という方は、A055でも問題ありません。
内釜の厚さの違い
JBS-A055は厚さ2.5mmの遠赤黒特厚釜、B055KLはさらに厚い3mmの遠赤黒特厚釜を採用しています。
釜の厚さが増すことで、蓄熱性がアップし、お米一粒一粒にしっかり熱が伝わるため、よりふっくらした炊き上がりが期待できます。
ただし、A055でも十分おいしいご飯が炊けると高評価なので、「より炊き上がりにこだわりたい」方以外は大きな差を感じにくいかもしれません。
保温時間の違い
保温機能にも違いがあります。
A055は最大12時間、B055KLは最大24時間まで保温可能です。
例えば、「朝炊いて夜も食べたい」「夜炊いて翌日の昼まで保温しておきたい」という方は、B055KLが便利。一方、「保温は短時間で十分」「保温せず冷凍保存する派」という方はA055で問題ないでしょう。
価格帯の違い
価格も約2,000円前後差があります。
A055は約7,000〜9,000円、B055KLは約9,000〜11,000円と、B055KLの方がやや高め。
追加機能(レトルト温め・釜の厚み・長時間保温)に2,000円出せるかどうかが選ぶポイントになります。
「予算重視・最低限の機能でOK」ならA055。
「レトルト温め・長時間保温も欲しい」という方はB055KLがおすすめです。
JBS-A055と JBS-B055KL の共通点
タイガー魔法瓶のJBS-A055とJBS-B055KLは、異なる点がある一方で、共通している特徴や機能もたくさんあります。どちらを選んでも使いやすく、おいしいご飯が炊ける理由は、この共通点にあります。
まず、主な共通点をまとめると以下の通りです。
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3合炊きのコンパクトサイズ
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マイコン式で操作が簡単
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パン発酵・パン焼き・低温調理機能を搭載
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遠赤黒特厚釜を採用
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エコ炊き・早炊き・玄米・おかゆメニュー搭載
これらの共通点をひとつずつ詳しく見ていきましょう。
3合炊きのコンパクトサイズ
JBS-A055とJBS-B055KLは、どちらも3合炊きのコンパクトな炊飯器です。
本体サイズは幅23.2×奥行27.6×高さ19.9cmで、キッチンが狭くても邪魔にならないサイズ感が魅力です。
重さもどちらも約2.7〜2.9kgと軽く、女性でも簡単に持ち運びできます。
このコンパクトさは、一人暮らし・2人暮らし・サブ炊飯器を探している人にとっては非常に大きなメリットです。
毎日ご飯を炊くけれど、「5.5合炊きは大きすぎる」「置き場所に困る」という方でも、このサイズなら安心して使えます。
マイコン式で操作が簡単
両モデルともマイコン式炊飯器で、操作がとてもシンプルです。
上部の大きなボタンと見やすい液晶画面で、誰でも直感的に使えるよう設計されています。
炊飯メニューの切り替えもワンタッチで、説明書を見なくても操作できるほどわかりやすいです。
特に、機械が苦手な方・高齢者の方にも安心して使える点は大きな魅力。
「難しい設定は不要、とにかくおいしく炊ければOK!」という人にはピッタリです。
パン発酵・パン焼き・低温調理機能を搭載
意外と知られていませんが、両モデルとも炊飯器の枠を超えた調理機能がついています。
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パン発酵
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パン焼き
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低温調理
パン発酵・パン焼き機能を使えば、こねた生地を内釜で発酵させ、そのまま焼き上げることができます。
専用のホームベーカリーを買わなくても、これ1台でパンが作れるのはかなり便利です。
さらに、低温調理モードを使えば、鶏ハム・ローストビーフ・ヨーグルトなどが手軽に作れます。
「お米だけじゃなく、いろんな料理にチャレンジしたい!」という方に嬉しい機能です。
遠赤黒特厚釜を採用
どちらのモデルも、遠赤黒特厚釜を採用しています。
A055は厚さ約2.5mm、B055KLは約3mmですが、遠赤効果でお米をふっくら炊き上げる点は共通しています。
この特厚釜により、熱ムラが少なく、ごはん一粒一粒にしっかり熱が伝わるのがポイント。
マイコン式炊飯器でありながら、「この価格でここまでおいしく炊けるのか!」と口コミでも高評価です。
エコ炊き・早炊き・玄米・おかゆメニュー搭載
最後に、どちらも多彩な炊飯メニューを搭載しています。
【共通メニュー】
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白米
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無洗米
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エコ炊き
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早炊き
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玄米
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おかゆ
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炊き込みご飯
さらに、エコ炊きモードでは消費電力を抑えながら炊飯でき、電気代が気になる方にも嬉しい仕様。
「今日は時間がない!」というときには早炊きモードを使えば、約30分で炊き上げることができます。
ごはんメニューだけでも普段使いに必要な機能は十分そろっているので、どちらを選んでも間違いなしと言えるでしょう。
JBS-A055と JBS-B055KL の機能や特徴
タイガー魔法瓶の人気モデルJBS-A055とJBS-B055KLは、一見似ている炊飯器ですが、それぞれの機能や特徴をしっかり理解することで、自分にぴったりの1台を選ぶことができます。ここでは、それぞれのモデルが持つ機能や特徴を詳しく紹介します。
基本性能と操作性
JBS-A055とJBS-B055KLはどちらもマイコン式炊飯器です。
高級モデルに搭載されている「圧力IH」ではありませんが、マイコン制御で十分おいしいごはんを炊けます。
操作はとてもシンプルで、大きなボタンと見やすい液晶表示が特徴。
炊飯・早炊き・保温・エコ炊きなど、基本操作は直感的に使えるので、機械が苦手な方や年配の方、一人暮らしの方にも安心。
また、炊飯中は運転音が静かで、夜遅くの炊飯でも周囲を気にせず使用できます。
炊飯メニューの種類
両モデルともに、多彩な炊飯メニューが魅力です。
【搭載メニュー】
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白米(通常炊飯)
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無洗米
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早炊き
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エコ炊き
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玄米
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おかゆ
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炊き込みご飯
特に便利なのが早炊きモード。忙しい朝や急な来客時にも約30分で炊き上がるので重宝します。
また、エコ炊きモードは消費電力を抑えつつ炊き上げるので、毎日使う家庭には嬉しいポイント。
炊飯器に必要な基本機能はしっかり備えられており、普段使いに困ることはありません。
調理メニューと汎用性
炊飯以外にも、両モデルには他の家電にはない便利な調理メニューが搭載されています。
【共通の調理機能】
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パン発酵:約40℃で生地を発酵
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パン焼き:発酵後、そのまま焼き上げ
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低温調理:35℃〜70℃の温度設定が可能
パン好きな方は、これ1台でホームベーカリー代わりにもなりますし、鶏ハム・ローストビーフ・ヨーグルト作りなどの低温調理も手軽に楽しめます。
さらにB055KLのみ、レトルト温め機能が追加されています。
炊飯器でレトルト食品を湯煎感覚で温めることができるため、電子レンジを使いたくない方にも便利です。
内釜と加熱方式
どちらのモデルも、タイガー魔法瓶自慢の遠赤黒特厚釜を採用しています。
JBS-A055は2.5mm厚、JBS-B055KLは3mm厚で、釜の厚みに違いがありますが、どちらも遠赤効果でふっくら炊き上げる設計。
さらに、釜包みヒーターで底だけでなく側面からもしっかり加熱し、炊きムラが少ないのが特徴です。
炊飯方式はマイコン式で、必要十分な加熱性能を備えています。
保温機能と電気代
保温機能はA055が最大12時間、B055KLが最大24時間と差があります。
長時間保温したい方はB055KLが便利ですが、「短時間で保温は十分」という方はA055でも問題ありません。
電気代は、白米炊飯1回あたり約2.5円〜3円程度。
省エネ設計なので、毎日炊いても月100円前後で済みます。
保温時の電気代も微々たるものなので、電気代を気にせず使える点も共通の魅力です。
メリット、デメリット
JBS-A055とJBS-B055KLのどちらを選ぶか迷っている方は、それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握しておくことが大切です。ここでは、購入前にチェックしておきたいポイントを詳しく解説します。
JBS-A055のメリットとデメリット
JBS-A055は、とにかくコスパ重視で必要十分な機能を備えたベーシックモデルです。
【メリット】
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価格が安い(7,000〜9,000円前後)
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コンパクトサイズで置き場所を選ばない
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パン発酵・パン焼き・低温調理機能付き
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シンプルで操作が簡単
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電気代が安く、省エネ設計
【デメリット】
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保温機能が最大12時間まで
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内釜が2.5mmと、B055KLよりやや薄い
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レトルト温め機能がない
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本体カラーがホワイトのみ
価格を抑えつつ必要な機能はしっかり揃っているので、一人暮らし・少人数世帯・サブ炊飯器として選ばれています。
JBS-B055KLのメリットとデメリット
JBS-B055KLは、A055の上位モデルとして、より便利な機能が追加されたモデルです。
【メリット】
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レトルト温め機能を搭載
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内釜が3mm厚で、よりふっくら炊き上がる
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最大24時間まで保温可能
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高級感のあるブラックカラー
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パン発酵・パン焼き・低温調理も対応
【デメリット】
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価格がやや高い(9,000〜11,000円前後)
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本体重量がA055より少し重い
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基本性能はA055とほぼ同じなので、追加機能に魅力を感じない人には割高
長時間保温したい方やレトルト温め機能を重視する方にとっては、B055KLの方が断然便利です。
共通のメリットとデメリット
【共通メリット】
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マイコン式で操作が簡単
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3合炊きで少人数世帯に最適
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パン発酵・パン焼き・低温調理機能付き
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コンパクトで省スペース
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エコ炊き・早炊きなど多彩なメニュー搭載
【共通デメリット】
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IH炊飯器と比べると炊き上がりの食感に差がある
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保温しすぎるとご飯が乾燥しやすい
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炊飯中の蒸気が多め
どちらのモデルもマイコン式炊飯器としては機能が充実しており、価格以上の価値がある製品です。
JBS-A055と JBS-B055KL をおすすめする人しない人
炊飯器選びで悩んでいる方は、「自分の生活スタイルにどちらが合うか」が気になるポイントですよね。ここでは、JBS-A055とJBS-B055KL、それぞれおすすめできる人・おすすめしない人を具体的にまとめました。
JBS-A055をおすすめする人・しない人
【おすすめする人】
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できるだけ安く炊飯器を手に入れたい人
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一人暮らしや二人暮らしで3合炊きがちょうどいい人
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炊飯以外の機能(パン焼き・低温調理)も試したいけど価格は抑えたい人
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保温時間は短時間で十分な人
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シンプルなホワイトデザインが好きな人
JBS-A055は、7,000円台〜購入できて、多機能でお米もおいしく炊けるコスパ最強モデル。
特別な機能よりも、「必要な機能だけあれば十分」という方にはぴったりです。
【おすすめしない人】
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24時間保温したい人
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レトルト温め機能を使いたい人
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ブラックカラーが好みの人
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より厚い釜での炊き上がりにこだわりたい人
JBS-B055KLをおすすめする人・しない人
【おすすめする人】
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炊飯器でレトルト食品を温めたい人
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長時間保温(最大24時間)をよく使う人
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お米のおいしさに少しでもこだわりたい人(3mm特厚釜)
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ブラックのスタイリッシュなデザインが好きな人
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価格差よりも、便利機能が多いほうが嬉しい人
JBS-B055KLは、A055より約2,000円高いですが、レトルト温め機能・釜の厚み・保温時間の長さなどが追加されています。
レトルト温めや保温機能を重視する方にとっては、その差額以上の価値があります。
【おすすめしない人】
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レトルト温めを使わない人
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保温は短時間で十分な人
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なるべく価格を抑えたい人
Q&A
Q1. JBS-A055とJBS-B055KL、炊き上がりのご飯の味に違いはありますか?
A. ご飯のおいしさはどちらも高評価ですが、JBS-B055KLは内釜が3mmと厚く、よりふっくら仕上がると感じる人が多いです。ただし、大きな差ではなく、A055でも十分おいしいご飯が炊けます。
Q2. 保温時間は本当に違いがありますか?
A. はい、違いがあります。A055は最大12時間、B055KLは最大24時間まで保温可能です。ご飯を長時間保温したい方はB055KLがおすすめです。
Q3. レトルト温め機能は便利ですか?
A. よくレトルト食品を食べる人にはとても便利です。炊飯器の中にレトルトパウチをセットして、湯煎感覚で安全に温められます。電子レンジがない方やキッチンをすっきりさせたい方に特に好評です。
Q4. どちらのモデルもパンが作れるって本当?
A. はい、どちらのモデルもパン発酵・パン焼き機能を搭載しています。こねた生地を入れて発酵から焼き上げまで可能なので、別途ホームベーカリーを買わなくても手軽にパン作りが楽しめます。
Q5. 電気代はどれくらいかかりますか?
A. 白米炊飯1回あたりの電気代は約2.5円〜3円程度ととても経済的です。毎日炊飯+保温をしても、月100円前後で済むので、電気代が気になる方にもおすすめです。
JBS-A055と JBS-B055KL 違いを比較まとめ
タイガー魔法瓶の人気炊飯器JBS-A055とJBS-B055KLは、どちらもコンパクトで多機能な3合炊き炊飯器です。
この記事では、両モデルの違いを徹底比較してきました。
結論として、価格重視・最低限の機能で十分な方はJBS-A055、レトルト温め機能や長時間保温、炊き上がりに少しでもこだわりたい方はJBS-B055KLがおすすめです。
JBS-A055はコスパ重視派にぴったりで、一人暮らしやサブ炊飯器としては申し分なし。
JBS-B055KLは、レトルト温めや24時間保温など、より快適さを求める方向けです。
迷っている方は、ご自身のライフスタイルと必要な機能を考えて選ぶと失敗しません。
どちらを選んでも、パン作りや低温調理が楽しめて、省スペース・省エネな炊飯器であることは間違いなしです。