ASMRコンテンツをもっと深く楽しみたいと思ったことはありませんか?耳元でささやかれるような音、息づかいやさりげない音の動き…。そんな“声の世界”に完全没入できると話題のイヤホンが、finalから登場しました。その名も「ZE500 for ASMR」。
2025年4月18日発売のこの新作ワイヤレスイヤホンは、ASMR特化の音響設計と超軽量ボディで、これまでにないリスニング体験を実現。この記事では、その性能・装着感・ユーザー評価まで徹底的にレビューします!
ファイナルZE500とは?注目の新製品を総ざらい
ASMR特化型イヤホンとしての誕生背景
「ZE500 for ASMR」は、音響ブランドfinalが2025年4月18日に発売する、ASMR専用の完全ワイヤレスイヤホンです。finalといえば、かつてSNSで話題となった「えっちなイヤホン」こと「E500」の開発で一躍注目を集めました。「E500」はバイノーラル録音に対応し、出演者の声の息づかい、マイクとの距離、そして音の方向感まで忠実に再現できると話題に。その音質へのこだわりが、ASMRファンや3Dサウンド制作者の間で絶大な支持を得ました。
そのE500をワイヤレス化したいという声を受け、finalが長年の研究成果を結集して生まれたのが「ZE500 for ASMR」です。これまで有線でしか味わえなかったリアルな音の没入感を、完全ワイヤレスという形で実現したことで、ASMRイヤホン市場に革命をもたらそうとしています。
特に、ASMRや音声配信、オーディオブックといった「声」を重視するコンテンツに最適化されており、単なる音楽用イヤホンとは一線を画すコンセプトが詰め込まれています。final独自の音響設計により、自然で近接的な声の再現を追求。まるで耳元で囁かれているかのような感覚を味わうことができます。
ASMRや音声コンテンツを日常的に楽しんでいる方にとって、「ZE500 for ASMR」はまさに理想のイヤホンといえるでしょう。
発売日はいつ?価格や入手方法まとめ
「ZE500 for ASMR」は2025年4月18日に発売されます。価格は税込8,980円と、ASMRに特化したプレミアムイヤホンとしてはかなり手の届きやすい価格帯に設定されています。購入は楽天ビック、ビックカメラ、価格.com掲載店舗、final公式オンラインストアなどで予約・購入可能です。
4月10日から予約がスタートしており、早期予約分は発売日以降順次発送されます。予約が殺到すると、4月下旬以降の発送となる可能性もあるので、できるだけ早めの予約がおすすめです。
カラーバリエーションは「DARK GRAY(ダークグレー)」と「CREAM(クリーム)」の2色。どちらも落ち着いたトーンで、普段使いにもぴったりです。ASMR用途に限らず、ラジオや配信、オーディオブックにも活用できるため、コスパの高さも魅力です。
なお、公式サイトで購入すると分割支払いにも対応しており、1,496円×6回払い(手数料無料)といった選択肢も用意されています。
どんな人におすすめ?想定されるユーザー像
ZE500は、ASMRコンテンツをよく聴く人にはもちろん、音声コンテンツを日常的に楽しむ人にもおすすめです。特に、「寝る前にイヤホンでリラックスしたい」「配信をイヤホンでクリアに聴きたい」「声優の息づかいや距離感まで感じ取りたい」といったニーズにぴったりです。
また、軽量設計と圧迫感のない装着感により、長時間イヤホンをつけていても疲れないのもポイント。耳が敏感な方や、一般的なイヤホンではすぐに痛くなるという人でも快適に使える工夫が施されています。
これまでE500やCOTSUBU for ASMRを使用していた人にとっても、より進化した音響体験を味わえるモデルになっており、finalファンにも非常に注目されています。
カラーバリエーションとデザイン性
ZE500の外観は、ASMRの静かな世界観にマッチする、シンプルかつ洗練されたデザインです。色は「DARK GRAY」と「CREAM」の2種類から選べます。どちらも主張しすぎないトーンで、性別や年齢を問わず使いやすいのが魅力です。
また、筐体はわずか片側3gという超軽量仕様で、極小設計の中に高性能を凝縮しています。見た目にもスマートで、耳に装着しても違和感のないフォルムに仕上がっています。
カラーによって若干印象が異なるため、落ち着いた雰囲気を求めるならDARK GRAY、柔らかく優しい印象を好むならCREAMが特におすすめです。どちらもライフスタイルに溶け込みやすく、日常使いにも適しています。
他のASMRイヤホンとの違いは?
ZE500は、既存のASMRイヤホンとは一線を画す特徴があります。特に注目すべきは「ASMRモード」の搭載と「ASMRポート」の存在です。これにより誤タッチを防ぎ、耳への圧迫感を抑えた長時間リスニングが可能になります。
また、COTSUBU for ASMRシリーズに比べて体積が約35%も小さく、軽量化が図られている点も見逃せません。それでいて、音の分離感や解像度はさらに向上しているため、より没入感のあるサウンドを楽しめます。
そして価格が1万円を切るという点も、他社製品と比較した際の大きなアドバンテージです。高性能・高音質でありながら、コストパフォーマンスに優れているため、初めてASMRイヤホンを購入する人にも最適です。
実力は本物?ZE500の音質性能を検証
声の再現性がすごい!空間の立体感とは
ZE500 for ASMRの最大の特徴は、近接的な「声」の再現力にあります。これは単に音がクリアに聞こえるというレベルを超えて、まるで話者が耳元でささやいているような錯覚を覚えるほど。これはfinal独自の音響研究により生み出された“ASMR専用音質設計”によるもので、E500シリーズで培われた技術の進化版と言えます。
従来のイヤホンでは再現が難しかった息遣いや微細なささやき声、音の距離感までもが、ZE500ではまるで立体映像のように再現されます。ライブ配信やASMRコンテンツを聴くと、背景のBGMと声の距離感がしっかりと分離され、音の定位(方向)まではっきりと認識できるのが特徴です。
たとえば、左右のどちらから声が来ているのか、話者が遠くから近づいてくる様子などがリアルに伝わり、映像なしでも情景が思い浮かぶほど。このリアルな音像表現は、ASMRを「体験」として楽しむユーザーにとっては大きな魅力でしょう。
ASMRモードとは?細かな音の違いも分かる秘密
ZE500には、ASMR専用設計として「ASMRモード」が搭載されています。これは専用アプリで設定可能な機能で、イヤホン本体のタップ操作やガイダンス音声をオフにできるもの。不意に触れてしまっても音が止まったり、機能が切り替わったりしないため、深いリラックス状態を維持できます。
この機能によって、外部からの無駄な刺激が排除され、微細な音のニュアンスまで集中して聴き取ることが可能になります。たとえば、耳かき音や囁き、衣擦れなど、ASMRならではの微細音もくっきりと聞こえるようになるのです。
また、ノイズが一切なく、静寂の中に浮かび上がる音に対してより鋭敏に反応できる設計がされており、「心の落ち着き」や「眠気の誘発」にも効果的。まさに“没入するためのイヤホン”として設計されているのが、このASMRモードの真骨頂です。
ボリュームステップ最適化の使い勝手
夜間のリスニングや入眠用ASMRでは、音量の微調整が重要です。しかし、通常のスマートフォンの音量操作では「あとちょっと小さくしたい」「あと一段階大きくしたい」といった繊細なニーズに応えるのが難しいことがあります。
そこでZE500では、専用アプリを使って「ボリュームステップ最適化」が可能。1ステップあたりの音量変化を小さく調整できるため、まさに“自分だけの最適音量”を設定できます。
これにより、静かな環境下でも音がうるさすぎたり、小さすぎたりせず、心地よいボリュームでASMRや音声配信を楽しむことが可能になります。リスニング環境や聴覚の感受性に応じて自由に調整できるこの機能は、特にナイトリスニング派にとって重宝するでしょう。
長時間聴いても疲れない理由
ZE500は耳に優しい設計が随所に施されています。まず第一に、片耳わずか3gという超軽量ボディ。そして、耳道の入り口でフィットする一体型ソフトイヤーピースによって、圧迫感ゼロの装着感を実現しています。
さらに、長時間使用を想定して開発された「ASMRポート」という機構が、耳道内の空気圧を調整。これにより、長時間装着していても鼓膜への負担を抑え、蒸れや耳の疲れを大幅に軽減します。
一般的なイヤホンでは30分〜1時間ほどで不快感が生じることもありますが、ZE500は3〜4時間の連続使用でもほぼストレスフリー。ASMRを聴きながら眠る人にも安心しておすすめできる構造です。
他のワイヤレスイヤホンと比べてどう?
他社のワイヤレスイヤホンと比較しても、ZE500は“声の再現性”と“ASMR特化機能”で圧倒的な個性を放っています。ノイズキャンセリングこそ搭載していないものの、そもそもASMR用途では「外音を完全に遮断すること」よりも「自然で繊細な音を正確に再現すること」の方が重要です。
特に、COTSUBU for ASMRやソニーのLinkBuds Sなどと比較した際、ZE500は音の“前後の距離感”や“立体感”で優れています。また、専用アプリとの連携による細かなチューニングも他製品にはない特徴です。
音楽を主に聴くなら他機種が候補になるかもしれませんが、「ASMRや配信を最高の音質で楽しみたい」というニーズにはZE500が最適解と言えるでしょう。
ZE500の装着感と使いやすさをチェック
片耳3gの超軽量設計ってどんな感じ?
ZE500 for ASMRの装着感の魅力は何といっても「片耳わずか約3g」という超軽量仕様です。イヤホンを長時間装着していると耳への負担が大きくなりがちですが、この軽さはそれを感じさせません。たとえば、1円玉が約1gとすると、ZE500はたった3枚分。それほどの軽さなのです。
しかもこの軽さに加えて、耳にぴったりと収まる極小ボディサイズを実現しており、着けていることを忘れるほど自然なフィット感。これなら寝転がって聴いても、耳が痛くなることはありません。
また、長時間つけっぱなしでラジオやオーディオブックを聴く人、リラックスしながらASMRを楽しみたい人にはこの軽量感が非常に嬉しいポイントとなります。通勤や通学の合間に使うのはもちろん、睡眠導入にもぴったりのサイズ感と重さです。
寝ながら使える!圧迫感ゼロの装着感
ASMRリスニングで意外と大事なのが「寝ながら聴けるかどうか」です。イヤホンをつけたまま横になると、耳がクッションなどに押されて痛くなることも。しかし、ZE500はその点をしっかりと考慮して設計されています。
その秘密は、「耳の入り口で密閉する」構造と、「浅めの装着設計」です。従来の「COTSUBU for ASMR」が耳穴の奥までしっかりと入る設計だったのに対して、ZE500はもっと手前でフィットするため、横になっても耳の奥に圧がかかりにくいのです。
また、ソフトな一体型イヤーピースが耳に優しくフィットし、長時間使っても異物感がありません。クッションや枕に耳が押し付けられても、ZE500なら痛みや違和感が少なく、快適に眠りにつくことができます。
「寝落ち用イヤホン」としての完成度も非常に高く、まさにASMRユーザーのための設計です。
タップ誤操作を防げる設計に注目
ASMRを聴いているときに、うっかりイヤホンに触れて音が止まったり、音量が変わったりすると、せっかくのリラックスが台無しになってしまいますよね。ZE500はそうした“誤タッチ”を防ぐ工夫がしっかりされています。
その一つが、タップセンサーの採用と「ASMRモード」の搭載です。ASMRモードをONにすると、タップによる操作やガイダンス音声が完全に無効化されるため、どんなに触れても何も起こりません。これにより、安心して枕や毛布の中でリラックスできます。
また、ボディが極小でタップエリアが限定的なこともあり、物理的にも誤操作が起きにくいのもポイント。アプリからの切り替えで、通常の操作モードとASMRモードを使い分けられるため、場面に応じた使い方が可能です。
ユーザー目線の設計が随所に見られるのもZE500の強みの一つです。
ケース込み18時間再生のバッテリー性能
いくら音質や装着感がよくても、すぐに電池切れしてしまっては意味がありません。ZE500はその点もしっかりカバー。イヤホン単体で最大4.5時間、充電ケースを併用すれば最大18時間の再生が可能です。
これは、夜に数時間ASMRを聴いたり、移動中に配信を楽しんだりといった日常使いに十分なバッテリー容量。さらに、専用ケースに収納するだけで自動的に充電が開始され、使わない時間をムダなく活用できます。
充電時間も短めで、イヤホン単体は約1.5時間、ケース込みで約2時間と効率的。さらにワイヤレス充電にも対応しているので、専用のパッドに置くだけでOKです(充電器は別売り)。
バッテリーに関する心配が少ないため、旅先や出張先などでも安心して使用できます。
IPX4防水で日常使用にも対応!
ZE500は防水性能にも優れており、IPX4という安心の防滴仕様を備えています。これにより、ちょっとした雨や汗などの日常の水濡れにもしっかり対応。通勤・通学時の急な雨や、ちょっとした運動中でも問題なく使用できます。
ASMR用途だけでなく、ラジオや音楽を日常的に聴くシーンでも活躍する汎用性の高さが嬉しいですね。また、軽く水拭きする程度ならお手入れも簡単なので、衛生面でも安心。
とはいえ、防水とはいえお風呂やプールでの使用には非対応なので注意しましょう。日常使いに必要な「ちょうどいい防水性能」がしっかり備わっているのがZE500の魅力です。
ノイズキャンセリングはある?静寂の中の世界
アクティブノイズキャンセリングは非搭載?
ZE500 for ASMRには、一般的なワイヤレスイヤホンに搭載される「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」機能はあえて搭載されていません。これに対して「え?付いてないの?」と驚く方もいるかもしれませんが、実はこれ、ASMRという用途を考えると非常に理にかなった判断なのです。
ASMRは音の“細かさ”や“繊細なニュアンス”を楽しむコンテンツ。そのため、強力なノイズキャンセリングによって周囲の音を無理やり消すよりも、自然な音環境の中で微細な音を丁寧に拾うことが求められます。アクティブなノイキャンは、反対に耳が“圧”を感じやすくなり、長時間の使用で疲れを感じる人も少なくありません。
つまり、ZE500はあえてノイズキャンセリングを外すことで、耳にやさしく自然な音響体験を重視した設計になっているのです。これはASMR専用イヤホンとしての「本質的な選択」だと言えるでしょう。
それでも「声」が際立つ理由
アクティブノイズキャンセリングが無くても、ZE500は「声が際立って聞こえる」という不思議な体験を提供します。その理由は、finalが独自に開発した“ASMR専用音質設計”にあります。
具体的には、人の声の帯域(約200Hz〜2kHz)にフォーカスしたチューニングが施されており、周囲の雑音と混じりにくく、声だけが浮き上がって聞こえるようになっているのです。しかも、音場の定位(位置感)が非常に明確で、前方・後方・左右などの方向まで立体的に感じ取ることができます。
これにより、例えば通勤電車の中で聴いていても、周囲の音に埋もれることなく、話者の声だけが自分の“耳のすぐそば”にいるように感じられるのです。ノイズキャンセリングに頼らずとも、ナチュラルに声が引き立つ、まさにASMR向けの音作りがなされています。
ASMRに最適な「静けさ」って何?
ASMRの魅力は、「静かな環境で小さな音を聴くこと」によって得られるリラックスや快感にあります。しかし、「完全な静寂=良い」というわけではありません。むしろ、適度な環境音と共存しながら、その中で音の繊細さを感じ取れる方が、より自然でリアルな没入感が得られるのです。
ZE500は、耳を締め付けず、空気の流れや耳道の圧力変化にも配慮された「ASMRポート」を備えており、完全密閉タイプとは違った自然な遮音性を提供します。これにより、外界との“ちょうどいい距離感”を保ちながら、音の細部を楽しめるという絶妙なバランスが実現されています。
これは、たとえば“自分だけの静かな読書スペース”のような感覚。完全にシャットアウトするのではなく、自分の集中したい音だけを丁寧に拾い上げるような、心地よい音の世界を作り出してくれるのです。
外音が気になるシーンでの実力検証
外の音が気になるカフェや電車の中で使用した場合でも、ZE500の実力はしっかりと発揮されます。確かにANCがないため、エンジン音や周囲の話し声が完全に消えるわけではありませんが、前述のように“声だけが浮き上がる”ような音響設計のおかげで、会話や音声コンテンツは非常に聞き取りやすくなっています。
特に声の明瞭さと定位がしっかりしているため、環境音が多少あっても集中力を削がれることが少なく、自然な聞き取りが可能です。また、耳へのフィット感が良いため、ある程度のパッシブな遮音性(物理的な防音)も期待できます。
音楽やASMRだけでなく、ポッドキャストや英語のリスニング練習にも適しており、さまざまなシーンで活用できるのがこのイヤホンの強みです。
周囲の環境音とのバランスの取り方
ASMRにおいて、周囲の環境音との付き合い方も重要な要素のひとつです。ZE500では、物理的にもソフトなフィット感で耳道を“密閉しすぎない”設計になっており、環境音との距離感が自然に保たれるようになっています。
さらに、スマートフォンの音量とアプリ内のボリュームステップ調整機能を活用することで、自分にとって心地よい音のバランスを細かく調整することが可能です。
また、タップ操作をオフにしておけば、周囲の音に反応してイヤホンが誤動作することもなく、より集中した時間を過ごせます。外音の取り込みはできませんが、その代わりに「音に集中する環境」を自分で作り出せる設計がされています。
購入者のリアルな声と総合評価
SNSや口コミで話題のレビューまとめ
ZE500 for ASMRが発売前から注目されていた理由の一つが、SNSやオーディオ系レビューサイトでの高い期待値です。特に、以前からASMRファンに人気だった有線モデル「E500」の後継的存在ということもあり、期待の声が多く寄せられています。
X(旧Twitter)やYouTube、ブログレビューでは、「寝ながらASMRを聴くならこれ一択」「今までのワイヤレスとはレベルが違う」といったコメントも見られ、早期購入者からは「声が近すぎてドキドキする」「枕に押し付けても全然痛くならない」など、実用性と快適性の両立に対する高評価が目立ちます。
一方で「ANCが無いのが惜しい」「AndroidアプリのUIがもう少しわかりやすければ…」という意見もありましたが、それを補って余りある「ASMR特化の音質体験」に満足している声が多いのが印象的です。
人気の理由は音質だけじゃない?
ZE500がここまで支持されている理由は、もちろん音質の良さもありますが、それ以上に「ユーザーの使い方に寄り添った設計」がポイントです。たとえば、「寝ながら聴く」「音に集中したい」「自然なフィット感で耳をいたわりたい」など、ASMRリスナーが本当に求めている体験を、形にしてくれたイヤホンなのです。
また、価格が税込8,980円という手ごろさも大きな魅力。これだけの機能と音質を備えたイヤホンとしては破格と言っても過言ではなく、「ASMRに特化した入門用」としても、「上級者のサブ機」としても優秀です。
日常的にASMRや音声コンテンツを聴く人にとって、間違いなく「あると便利」な存在になるでしょう。
他機種との比較で見える強み
同じ価格帯や用途で比較対象になるイヤホンには、「ag COTSUBU for ASMR」や「SONY LinkBuds S」、「Anker Soundcore Sleep A10」などがあります。それぞれに特徴はありますが、ZE500が圧倒的に強いのは「音声特化」の再現力です。
以下の比較表をご覧ください:
製品名 | 特徴 | ノイキャン | 価格帯 | 寝ながらOK | 音声の立体感 |
---|---|---|---|---|---|
ZE500 for ASMR | ASMR音質特化、軽量、ASMRモード搭載 | × | 約8,980円 | ◎ | ◎ |
ag COTSUBU for ASMR | 小型軽量、ASMR向け設計 | × | 約8,000円 | ○ | ○ |
SONY LinkBuds S | ANC搭載、外音取り込み機能あり | ◎ | 約20,000円 | △(やや大きめ) | ○ |
Anker Sleep A10 | 睡眠特化設計 | △(遮音性高) | 約13,000円 | ◎ | △ |
ZE500は「ASMR特化」と「軽量性」において、非常にバランスの良い選択肢と言えるでしょう。
購入前にチェックすべきポイント
購入前に確認しておきたい点としては、まず「アクティブノイキャンがない」こと。これはASMRユーザーには問題ありませんが、一般的な音楽用途で使う際に静寂性を求める人には注意が必要です。
また、操作系はすべてアプリで設定する形式のため、スマートフォンとの連携に慣れていない人には若干の学習コストがあるかもしれません。
それでも、音声コンテンツやASMRに特化した使い方をするのであれば、これほど優れたイヤホンは他にありません。軽さ・小ささ・音質・価格のバランスは非常に高い完成度を誇っています。
総合評価:買う価値はある?
結論から言えば、ZE500 for ASMRは「ASMRが好きな人」や「声にこだわりたい人」にとって“買って損なし”のイヤホンです。
ワイヤレスでここまで繊細な音を再現できるイヤホンは非常に貴重で、特にASMRにおいては、タップ音の無効化やボリュームステップ最適化など、細部にまで心配りされた設計が光ります。
ASMRの世界にどっぷり浸りたいなら、まず試してみてほしい一台です。